やっちゃダメ!ヘアダメージ・髪の傷みにつながるコテ・アイロンの使い方5選

やっちゃダメ!ヘアダメージ・髪の傷みにつながるコテ・アイロンの使い方5選

歯磨きや髪にドライヤーをかけるのと同様に、身だしなみのひとつとして日常的にコテやアイロンを使っている方は今や大多数!しかし、誤った使用方法により 髪をキレイに整えるばかりか、知らず知らずのうちに髪をいじめてしまっているかも…?

今回は、やってしまいがちな「髪が傷むコテ・アイロンの使い方」を5つご紹介。ヘアアイロンによる髪のダメージにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダメージに繋がるヘアアイロンの使い方①濡れた髪に使用

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実は髪の毛って、濡れている時が一番傷つきやすいんです。
髪の表面にある「キューティクル」が水分によって柔らかくなっており、ブラシで梳かすだけでも傷ついたり剥がれたりすることも。また 濡れている髪は熱の影響も大変受けやすい状態です。

では、生乾きでビショビショに濡れている髪、あるいはアウトバストリートメントやスタイリング剤でしっとりと湿った髪に、コテ・アイロンを使用すると どうなるのでしょうか?
コテ・アイロンの高温により、はたまた髪を滑らせる時の摩擦により髪表面のキューティクルが傷つき剥がれるばかりか、髪内部に熱によるダメージホールを作ってしまうことに…!

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キューティクルが傷つきダメージホールが出来てしまった髪は、ツヤは減り枝毛・切れ毛は増え髪内部の成分や水分が流出。その結果、手触りもキシキシとした質感になってしまいます。

ヘアダメージを抑えるためにも、完全に乾いた髪でコテ・アイロンを使いましょう!

ダメージに繋がるヘアアイロンの使い方②適切な温度で使用していない

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コテやアイロンを髪に当てた時冷えた髪に熱を奪われるため、発熱部分は約50℃ほど温度が下がります。
180°設定時は130°まで、150°設定時は100°まで下がることを念頭に置いてください。

そのため、極端な低温でスタイリングした場合は実質設定温度よりも更に50°低い温度でスタイリングしていることになります。
その結果、カールやストレートがつきにくく、同じ毛束に何度もコテ・アイロンを通すことでかえって余計にヘアダメージを与えてしまうことに。
更に、低温でのスタイリングによりキープ力が低く崩れやすい巻き髪・ストレートヘアになってしまうことも。

自分に合った最適な温度でしっかりとカール・ストレートの出来る温度で一回でスタイリングした方が、ヘアダメージを抑えながらキープ力もアップする髪へ仕上がることが出来ます。

ヘアアイロンを選ぶときは、自分の髪質に合った温度調節ができるかどうかも選ぶ時の大事なポイントになります。

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髪質に沿った、オススメの目安温度をご紹介します。
あくまでも目安の温度ですので、髪のダメージ度合いやカール・ストレートのキープ具合を見ながら、自分にぴったりな温度を探していただくことが重要になってきます。

□180℃以上がおすすめ

  • 癖が強い
  • 髪が太い
  • 髪が多い
  • ヘアカラーもパーマも未経験(バージン毛)
  • 湿気が多いと膨らみやすい(親水性毛)
  • 硬い髪質

これらの髪質の方は、カールやストレートのクセがつきにくく低温でスタイリングした場合、同じ毛束に何度も・じっくりと、コテ・アイロンを通すことになりかねません。
また、湿気を含みやすい髪やヘアカラー・パーマの経験が無い髪は15%近く水分を含んでいるためしっかり髪から水分を飛ばさないとカールやストレートの形が付けにくいことも。

□160~180℃がおすすめ

  • 普通毛
  • 髪の悩みがない

□100~160℃がおすすめ

  • ダメージが目立つ(濡れるととろんと柔らかくなる髪)
  • くせ毛
  • 柔らかく細い毛
  • 湿気の影響を受けにくい(撥水毛)

ダメージが目立つ髪や、湿気の影響を受けにくい髪の場合、髪内部の水分が10%前後と、コテやアイロンでのスタイリングにギリギリ必要な水分しか保持されていない場合も。
コテやアイロンの温度が高すぎる場合、乾燥によるダメージが増えかねません。
また、毛が細い方はコテやアイロンによる熱の影響を受けやすいため、温度も低めに設定して細かく毛束を取ってスタイリングした方が髪へのダメージを抑えることが期待できます。

□60~100℃がおすすめ

  • ハイダメージ毛
  • ブリーチやカラーを繰り返している毛

適する温度は髪質や元々のヘアダメージによって異なりますので、ご自分にぴったりな温度を探してみてくださいね♡

ダメージに繋がるヘアアイロンの使い方③摩擦が大きい

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毛束をしっかり挟んだままコテをスライドさせたり、アイロンで伸ばそうとするあまり髪を引っぱりすぎたりしていませんか?
どんなにダメージを与えにくいコテ・アイロンを使用していても、それでは髪へ摩擦がかかりパサつきなどの顕著な傷みに繋がってしまいます。

摩擦が気になる方は「チタン系」加工のヘアアイロンがおすすめ。チタン(チタニウム)は強度・耐久性・耐熱性に優れ、摩擦が少なく髪に優しくスタイリングできます。

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コテを使用する際は、フリッパー(髪をはさむクリップ部分)に指をかけてプレートの挟み具合を調整しつつ、毛束を滑らせることを意識しましょう。
アイロンを通す際は、毛束をなめらかに抜き取る様に使用しましょう。

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また、毛先が絡まった状態で無理にコテ・アイロンを通すことも摩擦によってヘアダメージに繋がります。コテやアイロンを使う前は、必ずブラッシングを行いましょう。

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ダメージに繋がるヘアアイロンの使い方④毛束の量が多い

コテ・アイロンを使用する際、時短のためについつい髪の毛を多めにはさんでしまう…なんて、心当たりありませんか?

一度にはさむ毛束の量が多いと、温度ムラが出てしまいます。その結果、カールがつきにくい・ストレートになりにくいばかりか、何度もやり直すことにより余計な熱ダメージ・摩擦ダメージまで与えてしまうことに!

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髪質にもよりますが、

  • 一度に巻きやすい・はさみやすい髪の量
  • 3cm~5cmほどの幅

を目安に毛束を取ることで、温度ムラを減らしつつ、髪へ均一に熱を与えることが叶います。

適量の毛束により、やり直しによる熱ダメージ・摩擦ダメージを抑えながらツヤ感アップにも効果が♡

ダメージに繋がるヘアアイロンの使い方⑤同じところに何度も当てる

思ったようにカールがつかないから、同じ毛束をコテで何度も巻き直す…きれいなストレートにならないから、じっくりと何秒もアイロンを同じ部分に当てている…思い当たる方、多いのではないのでしょうか。

同じ毛束・同じ箇所に 何度も熱を与える行為は、深刻なヘアダメージのもと。

  • カール(巻き髪)の場合:5秒をめどにコテを外す
  • ストレートの場合:毛先に向かって3秒~5秒をめどにアイロンをスライドさせる

上記の2点を守るようにするとヘアダメージを抑えることができます。
カールが付きにくい・ストレートに伸ばしにくい時は、一度に挟む毛束の量の調整や設定温度も見直してみましょう。

まとめ♡

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せっかくお気に入りの髪型に仕上げても、髪をいじめるようなスタイリングを続けるといずれは傷んでしまった部分を切ってしまうことになります。
今回ご紹介したやってしまいがちな間違った使い方を改め、健康な髪で楽しくコテ・アイロンを使用していただければ嬉しいです。

他にも、髪の傷みについてまとめたコラムを多数ご用意しておりますので、あわせてご参考いただけますと幸いです♡

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