枝毛や切れ毛が出来る理由とは?予防・対策方法4選を徹底解説

枝毛や切れ毛が出来る理由とは?予防・対策方法4選を徹底解説

髪の毛が枝状に裂けてしまう枝毛、髪の毛がプチプチと中途半端なところからちぎれてしまう切れ毛。そんな顕著なヘアダメージに、お困りではありませんか?
今回は、枝毛や切れ毛が出来てしまう理由と共に効果的な予防方法・対策方法をご紹介!枝毛のない美髪になっちゃいましょう♡

枝毛や切れ毛の原因とは?

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キューティクル
かたさのあるタンパク質で出来おり、うろこ状に重なり合っているのが特徴です。
また、キューティクルは濡れると開く性質があり これにより、ヘアカラーやパーマ液の成分を取り込むことが出来ます。逆に乾いているときは閉じており、髪内部の成分や水分を保つ役割を果たしています。

コルテックス
髪の内部のほとんどを占める組織で、こちらもタンパク質で出来ています。
コルテックスは髪内部に規則的に並んでおり、髪の柔らかさや太さに大きく関わっています。また 健康な髪の場合、このコルテックスに12%から15%ほどの水分が保たれています。

メデュラ
やわらかいタンパク質で出来ており、髪の中心部の芯とも言えるメデュラ。全ての髪に存在しているわけでは無く、赤ちゃんの髪や細毛の方など メデュラが全く無いこともあります。

枝毛や切れ毛は、キューティクルと コルテックスのダメージが 主な原因です。
毛髪の一番外側にあるキューティクルは、濡れていても乾いていてもめくれたり傷ついたりするとってもデリケート。

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キューティクルが剥がれると、そこからコルテックスに保持されている髪内部の成分や水分が流れ出てしまうことになります。
成分・水分が抜け出てスカスカになってしまった髪は、摩擦や引っぱりに耐えられず毛先で裂けたり 途中でちぎれたりしてしまう…というのが枝毛や切れ毛になるメカニズムなんです。

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また、髪の成分はほとんどがタンパク質で出来ています。生卵に熱を加えるとゆで卵になるのと同じ原理で、髪の毛だって熱を与えすぎると固まってしまいます。
これを、「タンパク質の熱変性(タンパク変性)」と呼び、髪内部で熱変性が起こってしまうとタンパク質の並びに偏りが出て、あちこちに空洞が出来てしまうことに。

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結果、穴のあいたチーズの様に 髪の内側に埋まることのないダメージホールが出来てしまい、割けやすく切れやすい脆い髪となってしまいます。
つまり、枝毛や切れ毛を作らないようにするには

  • 髪表面のキューティクルを守ること
  • 髪に熱を与えすぎないこと

の2点が何よりも重要です。

枝毛・切れ毛対策①ヘアカラーやパーマの頻度を見直す

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キューティクルが傷む大きな要因として、ヘアカラーやパーマの薬剤によるダメージが挙げられます。
特に、ブリーチなどを使用した明るめのヘアカラーや縮毛矯正・パーマといった、強い薬剤を用いるヘアメニューを繰り返すと枝毛・切れ毛に悩まされるハイダメージ毛へ一直線。

■キューティクルへのダメージ大

  • ブリーチ
  • 縮毛矯正
  • パーマ
  • ヘアカラー

■キューティクルへのダメージ中

  • ドライヤー
  • コテ、アイロン

■キューティクルへのダメージ小

  • 紫外線
  • ブラッシングなどの摩擦
  • シャンプー
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枝毛や切れ毛を予防するには、1~2ヶ月など短いスパンでカラーやパーマを繰り返さないこと。
さらには、カラーはリタッチ(根元のみ)だけにしたり、縮毛矯正やパーマは気になる部分だけかけるようにすると、枝毛や切れ毛を抑制することが出来ます。

枝毛・切れ毛対策②毎日のブラッシング

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濡れた髪を何度もブラシでといたり、あるいは絡まった毛先を無理にほぐしたりしていませんか?

髪が濡れているとき、髪表面のキューティクルは水分によって柔らかくなっているため、少しの摩擦や刺激でめくれたり剥がれたりすることがあります。また、髪が乾いているときでも力任せのブラッシングを繰り返すと、それだけで枝毛・切れ毛を作ることに!

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濡れている髪には目の粗いコームなどで毛束を分ける程度のブラッシングに留めましょう。また、乾いている髪も引っかかりがあるからといって無理矢理とかすのは絶対にNG。
手ぐしで絡まりをほどいてから、優しいブラッシングを心がけて下さいね♡

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枝毛・切れ毛対策③ドライヤー・コテ・アイロンの使い方

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髪内部のタンパク質の熱変性(タンパク変性)、それによる枝毛・切れ毛を予防するためにドライヤー・コテ(カールアイロン)・アイロン(ストレートアイロン)の熱には、特に注意が必要です。

熱変性は、髪が乾いている状態だと約130℃ぐらいから、髪が濡れていると約60℃ぐらいから始まってしまいます。

そのため、濡れ髪・湿り髪にコテやアイロンを使ってしまうと、タンパク質の熱変性を発生させ更に濡れて柔らかくなったキューティクルも傷つけてしまいダメージ過多の悲惨な状況に。

パサつきや広がりといったヘアダメージに加え、枝毛・切れ毛を防ぐためにも髪は完全に乾いた状態でコテ・アイロンを使用しましょう。

また、スタイリングの際は髪の水分蒸散を抑えるような髪にやさしいヘアアイロンを使用するのもおすすめ!

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また、ドライヤーで髪を乾かす際も熱を分散させることがポイントとなります。
美容師さんが髪を乾かしてくれるとき、ドライヤーをふりふりと揺らしているのを見たことはありませんか?
これは、乾かしムラを無くすと共に タンパク質の熱変性(タンパク変性)を避ける意味もあるんです。

自分で美容師さんの様に髪を乾かすのが難しい…といった方は、
髪質に合わせて温度設定の出来るドライヤーを使用することで、髪への負担を少なくすることが期待できます♡

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この動画では、美容師がヘアドライの方法を徹底レクチャー!
髪の毛をなんとなく乾かしていて、正しいヘアドライの方法が分からないという方は必見です。

枝毛・切れ毛対策④枝毛カットやトリートメント

今回の記事でご紹介した通り、髪の毛は8割がタンパク質で出来ています。爪と同じく角層が変化したものなので、お肌のようなターンオーバーや自然治癒力などはありません。
そのため、すでに出来てしまった枝毛や切れ毛は、アウトバストリートメントやヘアマスクなどを用いることで目立ちにくくする効果が期待できます。

また、枝毛カット(トリートメントカット)や 毛先の調整などの 定期的な髪のメンテナンスも有効です。長さや量を微調整しつつ枝毛・切れ毛もカットしてもらうことで、ロングヘアや伸ばし中の髪も、キレイに保つ事が叶います♡

まとめ

枝毛・切れ毛が出始めた髪は、深刻なヘアダメージの前兆とも言えます。
ご紹介した予防方法・対策方法をもとに、より髪を労るヘアケアや日々のスタイリング見直しなどにお役立ていただければ幸いです♡

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