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♡おすすめアイテム♡
アイロン前のひと手間でとろけるカールを一日記憶するヘアオイル。
アイロンで髪を巻く前に、 メモリードロップを少量塗布するだけ。熱に反応してカールの形をしっかりキープし、取れやすいゆる巻きやくびれカールも長時間スタイル記憶します。 ハイブリッドなスタイルキープ剤を配合することで、ダメージをケアしながら、クリーミーでとろける質感のカールが一日中続きます。【商品名】ニュートリアルオイル
【価格】¥3,520
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♡おすすめアイテム♡
潤いを閉じ込めてちゅるんと巻ける9012イオンカールアイロン
【商品名】9012イオンカールアイロン 32mm
【価格】¥9,012(税込)
【基礎知識】コテやアイロンで髪の形が変わる理由
コテ・アイロンのほか、ドライヤーやホットカーラーなど 髪に熱を与える機器は 髪の「水素結合」と呼ばれる性質を使用して、髪の形を作っています。
ご経験がある方も多いかと思いますが髪は完全に乾いているのに、コテやアイロンを使うと髪から煙の様な白っぽい気体が出てきたことはありませんか?
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それはいわゆる「湯気(蒸気)」。髪の毛は 乾いている状態でも内部に水分が保持されており、この水分を数%コテ・アイロンの熱によって飛ばすことでカールやストレートの形を作っています。
「水素結合」は、髪が濡れている・湿っているときは結びつきが切れており、「もうちょっとで髪が乾く」といった時に固定され始めます。
つまり、髪の毛は髪が乾く時にしか形が決まらないんです。
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また、髪の毛は8割以上がタンパク質で出来ています。
生卵に熱を加えるとゆで卵になるのと同じ原理で、髪の毛も熱を与えすぎると固まってしまいます。
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髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうとあちこちに埋まらない空洞(ダメージホール)が出来てしまい、キューティクルが剥がれた場所から髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。
これを「タンパク質の熱変性(タンパク変性)」と呼び、髪が濡れていると、約60℃ぐらいから熱変性が始まってしまいます。
【影響①】コテ・アイロンで形がつきにくくなる
ここからは、アイロン・コテ前にスタイリング剤やアウトバストリートメントを使用した際の髪への影響について解説します。
お肌のケアの場合は、潤いを閉じ込めるためにフタをするように乳液などで保湿を行います。
髪に、スタイリング剤(整髪料)や アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)がついている状態も、肌と同じで髪表面にフタをするように膜が張られています。膜があると、熱によるダメージをバリアしてくれる様な印象を持ちますが、コテやアイロンは髪内部の水分を飛ばすことで巻き髪やストレートヘアを作っています。
つまり、コテ・アイロン前にスタイリング剤やアウトバストリートメントを髪に塗ってしまうと、髪内部の水分の蒸発を阻害することになります。
結果的に、巻き髪やストレートがうまく作れず熱を与える時間が増えたり、高温じゃないとクセがつかない事も。
※アイロン前に使用推奨しているスタイリング剤は除く
【影響②】髪が傷む
ミスト・セラム・ローション系のスタイリング剤(整髪料)や アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を、コテ・アイロン前に使っている方もいると思います。
でもちょっと待って!
髪が濡れていたり、水気の多い状態でコテ・アイロンを当てていませんか?
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髪が濡れている時は髪の表面にある「キューティクル」が水分によって柔らかくなっており、コテ・アイロンを滑らせるだけでキューティクルが傷ついたり剥がれたりすることも。
また、「タンパク質の熱変性(タンパク変性) 」は髪が濡れていると、約60℃ぐらいから始まってしまいます。
そのため、濡れた髪にコテやアイロンを使った場合は 髪の内部のタンパク質が偏って固まり埋まらない空洞(ダメージホール)を作ることに。
スタイリング剤・アウトバストリートメントをつけるベストなタイミング
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スタイリング剤(整髪料)がついた髪にアイロン・コテを使用した場合、熱が伝わりにくく理想のカールヘア・ストレートヘアが実現できない可能性があります。
巻いた後・ストレートにした後に、ヘアスタイルをキープさせる目的での使用がおすすめです。
また、ヘアアレンジやまとめ髪の時に髪を扱いやすくするためにスタイリング剤を使用する方も多いかと思いますが、「アイロン・コテで巻いた後」に使うことで余計な熱を与えることがなくなります。さらに「ヘアアレンジ直後」に使うことでヘアスタイルをキープできます。
アウトバストリートメントはドライヤー前がオススメ
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ヘアケアに気を付けている方は、ヘアダメージを軽減するためにアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を日々使用されていることと思います。
実は、髪の傷みは髪表面にあるキューティクルの傷みなんです。
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髪表面にうろこ状に重なっているキューティクルは、ヘアカラーやアイロン・コテのほか日常的なブラッシングやシャンプーなどでも傷ついてしまいます。特に髪が濡れている時は、キューティクルが柔らかく開いた状態になっておりタオルでゴシゴシするだけでも傷つくことがあります。
キューティクルが傷つき剥がれると、髪のツヤは減り手触りも低下・パサつきや毛先のまとまりの無さなどヘアダメージが顕著になってしまいます。
そのため、ドライヤー前の濡れ髪に少しだけ塗布することで、水分で柔らかくなったキューティクルどうしの擦れ・剥がれなどのヘアダメージを、軽減する効果が期待できます。
塗り過ぎると、かえって乾きにくいベタベタとした髪になるためメーカーが推奨している量を守るように意識しましょう。
最後に…
紫外線の強い季節は髪にも日焼け止めやUV対策を、乾燥する時期はオイル系のスタイリング剤やアウトバストリートメントで髪を保護するなど、シーズンに合わせてヘアスタイリング剤やアウトバストリートメントを選ぶことで、理想のヘアスタイルを作るだけではなく髪にも優しくスタイリングできます。
もちろん、スタイリング剤・アウトバストリートメントのついた頭は、頭皮の健康のためにも しっかり洗髪することもお忘れ無く。
ヘアスタイリング剤を正しく使用して、日々のヘアアレンジを楽しみましょう♡