\ストレートアイロンで巻くのは、こんな人におすすめ/
□コテ(カールアイロン)は火傷がこわい、巻き方がわからない
□垢抜けヘアアレンジに挑戦したい
□巻き髪もストレートも両方したい
□髪にやさしいアイロンが良い
□かわいいアイロンを使いたい
スタイリングの前に…
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■髪はしっかり乾かそう
濡れた髪に、アイロンを当てるとダメージの大きな原因に。ドライヤーできちんと乾かしてから、スタイリングにのぞみましょう。
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■事前にブラッシングを行おう!
髪が絡まった状態で無理にアイロンを通すと、ヘアスタイルがキレイに決まらないだけでなく 髪へよけいな摩擦がかかり、ダメージの要因となってしまいます。
髪の外側と内側を丁寧にブラッシングし、もつれをほぐして毛流れを整えましょう。
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■毛束(けたば)の量を意識しよう
毛束とは、アイロンに一度にはさむ髪の量のことを指します。毛束を少なく挟むとしっかりとした巻きに、毛束を多めにはさむとゆるやかな巻きに仕上がります。
また、前髪やおくれ毛といった繊細な部分は細かく毛束を取りながら巻くことがポイントです。
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■アイロンの各部名称を覚えよう
- プレート
熱が通る平らな板の部分です。こちらに毛束をはさんで、スタイリングを行っていきます。 - 先端リブ
アイロンを握っている手とは逆の手でつまむことで、アイロンを安定させつつコントロールする事が出来ます。しっかりとつまめる様に縦や横の溝が入っており、アイロンの熱が伝わりにくいので手を添えても安心です。
基本のストレート
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様々な長さの髪で出来る、基本のストレートヘア。毛先までしっかり伸ばし、クセやうねりを解消しましょう。
- 最初に、プレートの幅に合わせ毛束を取り 髪をアイロンに挟む
- 先端リブを利き手とは逆の指でつまみつつ、毛先までまっすぐアイロンを滑らせる。この時、後ろの髪は前の方へ持ってくると、アイロンに挟みやすいですよ♡
POINT:髪の量が多い・髪が長い場合は、ブロッキングを行っても◎
王道ワンカール
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毛先が柔らかにまるまったワンカールは、ボブヘアからロングヘアまで幅広く愛されるヘアスタイル。ストレートアイロンで手軽に作る事が出来ます。
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- プレートの幅に合わせて取った毛束をアイロンに挟む
- 毛先5cmの位置までスライドさせたら、先端リブを利き手とは逆の指でつまむ
- プレートの脇が真横を向くように意識しつつ、アイロンを外側に傾けワンカールを作る
- アイロンの傾きを保ったまま毛先まで巻き上げる
POINT:アイロンは90度回転がベスト!
ニュアンスたっぷり♡波巻き
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どんな髪の長さにもオススメなのが、波打つウェーブ巻き。髪の表面だけを巻いても、髪全体を波巻きで仕上げるだけでこなれ感を演出。
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- ウェーブ巻きは、必ず内側からスタート。プレートの幅に合わせ毛束を取り、目の位置を目安に髪をアイロンにはさみます。
- アイロンを外側に傾けプレートの脇が真横を向くように意識しつつ、アイロンの幅の分だけ下へスライドさせます。
- ウェーブの1つめとなる内巻きを作った後は、外巻きを作ります。同じ要領で アイロンに髪を挟んだ状態のまま、アイロンを内側に傾けます。
- プレートの脇を真横に向けたまま、アイロンの幅の分だけ下へスライドさせます。
- 内巻きと外巻きを交互に繰り返しながら、毛先までしっかり巻き上げましょう。
Point:巻き終わりとなる毛先は、内巻き・外ハネどちらになってもOK!
ボブ&ミディアムヘアの向けの外ハネワンカール
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ボブヘアのワンカールや波巻きは、甘く仕上がりがち… そんな時は、毛先の外ハネで周りと差を付けてみませんか?
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- プレートの幅に合わせて取った毛束をアイロンに挟む。
- そのまま毛先5cmの位置までスライドさせたら、先端リブを利き手とは逆の指でつまむ。
- プレートの脇が真横を向くように意識しつつ、アイロンを内側に傾け外ハネを作る。
- アイロンの傾きを保ったまま毛先まで巻き上げます。
POINT:アイロンは90度回転がベスト!
ふんわりボリュームアップ
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毛先に動きを付けても、頭頂部がヘタっていたらバランスが悪く見えがち。ふんわりシルエットになれる、ボリュームアップの方法をご紹介します。
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- プレートの幅に合わせ頭頂部の毛束を取ったら、上に持ちあげ 根元付近からアイロンを挟む。
- アイロンを立てた状態のまま、髪を後ろ斜め上へひっぱりつつアイロンを通す。
Point:アイロンは毛先まで通さなくてもOK!
くるくる♡26mmコテ巻き風
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ストレートアイロンでも、実はコテで巻いたようなしっかりとしたカールを作る事が出来ます。コテは苦手、火傷が怖い…という方におすすめです。プレート幅の半分の量を目安に、細かく毛束を取って巻くのがポイント。
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- 目の位置を目安に、ななめにアイロンに挟み、アイロンを外側に90度傾け、プレートの脇を正面に向けたまま毛先までアイロンを滑らせます。
- アイロンが毛先に到達した後は、そのまま髪の中間部分までクルクルと巻き上げる。 1回転半~2回転を目安にすると、しっかりとカールが出来ます♡
- 巻き上げた状態で3秒ほどキープし、アイロンを縦に抜く。
Point:巻き上がった髪は、冷めてからほぐすと◎
ゆるふわ♡32mmコテ巻き風
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26mm風と同じようにストレートアイロンでも、32mmのコテで巻いたようなしっかりとしたカールを作る事が出来ます!プレート幅の半分の量を目安に、細かく毛束を取って巻くのがポイントです。
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- 目の位置を目安に、ななめにアイロンに挟む。
- アイロンを外側に90度傾け、プレートの脇を正面に向けたまま 毛先までアイロンを滑らせる。
- アイロンが毛先に到達した後は、そのまま髪の中間部分までクルクルと巻き上げる。 1回転半~2回転を目安にすると、しっかりとカールが付きます♡
- 巻き上げた状態で3秒ほどキープし、アイロンを縦に抜く。
Point:巻き上がった髪は、冷めてからほぐすと◎
前髪:定番ななめバング+サイドバング
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失敗しがちな前髪は、5回に分けて丁寧にアイロンを通すことで仕上がりもキープ力もアップ。伸ばしかけ前髪に困っている方にもオススメです。
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- 毛束を持ったままアイロンを利き手に持ち、プレートに毛束を挟む。
- 分け目と逆の方向へ毛束を流しながら、アルファベットの「J」を描くようにアイロンを内側へ回転させる。アイロンをしっかり動かすために、先端リブをつまむのも忘れずに。
- サイドバングも同じ様に、分け目とは逆の方向へ流しつつアイロンを通す。
Point:アイロンをおでこに密着させるより、視界に入るぐらいまで離した方が◎
前髪:今っぽい♡シースルーバング
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トレンドのシースルーバングは、透け感と束感がマスト。プレートの先端を使い、細かく巻いていきましょう。
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- 1cmほどを目安に毛束を取り、毛束の中間付近から内巻きにする。 左右には流さず、アイロンを寝せるように90度ほど傾けることで カールがつきすぎず束感も出しやすくなります。
- 前髪全体を、同じ様に巻く。
Point:巻いた後は、ヘアオイルやスタイリング剤などで束感を出すと◎
簡単に抜け感を出すおくれ毛
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シンプルなひとつ結びが何だか垢抜けない印象になってしまう方はいませんか?おくれ毛を巻くだけで こなれた印象に変えることが出来ます。
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- おくれ毛を利き手とは逆の手で持ち上げ、ななめにアイロンに挟む。
- おくれ毛をアイロンに巻き付ける様に、アイロンを半回転させる。
- うなじのおくれ毛も同様に巻く。
Point:おくれ毛の位置は「顔周り」と「みつえり(耳の後ろ付近)」で♡
MOVIE
基本のワンカールから、ゆるふわのコテ巻き風、トレンドのウェーブ巻き、前髪や後れ毛まで…ストレートアイロンで出来る巻き方コラムを動画で徹底レクチャー!読む暇が無い!文字だと分かり辛い…という方はぜひ動画をご覧ください。