【基礎知識①】ヘアアイロンで髪の形が変わるのは何故?ヘアダメージは?
髪はしっかり乾いているのに、コテ・アイロンを使うと 髪から煙の様な白っぽい気体が出てきたことはありませんか?
実はこの白っぽい気体、コテやアイロンの熱で髪内部の水分が「湯気(蒸気)」となって出てきているんです。
髪の毛は、乾いている状態でも内側にわずかな水分が保持されています。
この髪内部の水分を熱でほんの少しだけ飛ばすことでカールやストレートの形を作っています。
そんなコテ・アイロンによる髪への影響は、やっぱり「熱」と「摩擦」。
カールがつかない・ストレートに伸ばせないからと言って同じ毛束に何度も、じっくりとコテ・アイロンを通す行為は髪へよけいに熱を与えるばかりか摩擦によるキューティクルへのダメージを及ぼす恐れがあります。
♡おすすめアイテム♡
髪の水分バランスを整え、ツヤを生み出すパーソナルカールアイロン
【商品名】エレメアカール 32mm(型番:SC-G73310W)
【価格】¥13,200(税込)
【基礎知識②】パーマ・縮毛矯正の仕組みとは?ヘアダメージは?
髪内部のほとんどはタンパク質で構成されています。このタンパク質達は、髪内部でハシゴの様に結びつくことで髪のしなやかさやコシを生み出しています。
パーマも縮毛矯正も、このタンパク質達同士の結びつきをまずは専用の薬剤で切ります。
その後、髪を巻く・あるいはアイロンで髪を伸ばした後に、再び専用の薬剤で髪内部のタンパク質達を結びつかせることで、ウェーブやストレートを作っています。
一度かけると、最低でも2~3ヶ月はお好みのヘアスタイルが楽しめるパーマや縮毛矯正。
しかし、髪内部に作用する強い薬剤を用いるため、パサパサ感や手触りの低下といったヘアダメージが顕著に出てくることも…。
特に、高温のアイロンを用いる縮毛矯正や、熱処理を伴うデジタルパーマ(デジパ)は美容室の施術の中でも極めて髪に負担をかけてしまうメニューです。
コテ・ヘアアイロンを選ぶ理由3選
熱や摩擦によるダメージを差し置いても、パーマ・縮毛矯正より毎日のコテ・アイロンを選ぶ方に多い理由を3つご紹介!
- パーマ・縮毛矯正をかけることが出来ない
- パーマ・縮毛矯正で失敗した経験がある
- ストレートもカールも、日によって楽しみたい
1.パーマ・縮毛矯正をかけることが出来ない
元々が直毛過ぎて、パーマがかからない… 髪のダメージが蓄積しているため美容師さんから縮毛矯正を断られてしまった…
髪質や髪の太さ、現状のヘアダメージによってパーマや縮毛矯正を 泣く泣く諦めるケースもあるようです。
2.パーマ・縮毛矯正で失敗した経験がある
不自然なくらい真っ直ぐな縮毛矯正…くるくる過ぎるパーマで こなれ感0な仕上がりに!?こんな苦い経験、ありませんか?
アイロンで作るストレートなら、毛先は自然な内巻きカールで上品な印象に♡
コテでの巻き髪なら、毛束の量をコントロールしたり仕上げのくずし具合を調節することで、巻きすぎないゆるふわカールを実現することが出来ます。
3.ストレートもカールも、日によって楽しみたい
パーマをかけてしまうと、どうしてもヘアスタイルの印象がワンパターンになりがち。縮毛矯正をかけると、巻き髪のキープ力が落ちることも…
メイクやファッションに合わせて、ヘアスタイルも日替わりでヘアアレンジを楽しみたい!という方は、毎日のコテ・アイロンの方がライフスタイルに合っています♡
パーマ・縮毛矯正を選ぶ理由3選
強い薬剤によるヘアダメージを考慮しつつも、毎日のコテ・アイロンよりパーマ・縮毛矯正を選ぶ方の理由を3つ紹介!
- 毎日の身だしなみを少しでも早く終わらせたい
- コテ・アイロンで髪をセットしても、長続きしない
- コテ・アイロンで失敗した経験、苦手意識がある
1.毎日の身だしなみを少しでも早く終わらせたい
朝の時間は1分1秒でも惜しい!そんな中で、メイクをしたりその日の気分に合ったコーディネートを考えたり朝はとにかく時間がない!パーマ・縮毛矯正をかけることで、毎日の身だしなみを慌てること無く時短が叶います♡
2.コテ・アイロンで髪をセットしても、長続きしない
梅雨時期や汗をかく夏場は、そもそもコテ・アイロンで作ったヘアスタイルが長続きしにくい…これは、髪が皮膚に浮き出た汗や空気中の水分を取り込むことでスタイリング前の髪に戻ってしまうためです。
せっかくのヘアスタイルが崩れて、憂鬱な気分を味わうのなら 梅雨時期や夏場のみ、パーマ・縮毛矯正をかけてみるのもおすすめ♡
3.コテ・アイロンで失敗した経験、苦手意識がある
コテで巻く方向を間違い毛先が折れてしまった、アイロンで耳やおでこを火傷した事がある…
そんな「コテ・アイロンでの悲しい想い出」を抱えた方が、パーマ・縮毛矯正を選ぶことが多いそう!
コテ・アイロンvs.パーマ・縮毛矯正のヘアダメージを比較
さて、ここまでコテ・アイロンで髪の形が変わる仕組み、パーマ・縮毛矯正の流れやそれぞれの選ばれる理由をご紹介して参りましたが、ここで本題のそれぞれのダメージを徹底比較してみましょう!
コテ・ヘアアイロンを使用した場合のヘアダメージは?
積み重ねるダメージだけを考えた場合、毎日のコテ・アイロンの使用は徐々に髪を痛めつけることとなります。
濡れた髪にコテ・アイロンを当てるほか、適さない温度での使用や5秒以上髪に熱を与える…といった、髪を痛める誤った使い方はダメージを加速させることに!
下記のことを意識することでダメージを抑えることが期待できます。
- コテ・アイロンの誤った使い方を避ける
- 日によって巻き方を変える
- たまには巻かずに出来るヘアアレンジを取り入れてみる
なお、クレイツのアアイテムは独自の技術で遠赤外線やイオンを発生する天然鉱石をプレートに加工。水分の蒸散を抑えつつ、短時間で髪に熱を伝えることが可能。
これにより、コテ・アイロンの「熱によるダメージ」も 「摩擦によるダメージ」も少なくすることが叶います♡
※髪質やもともとの傷み具合によって受けるヘアダメージが異なる場合があります。
縮毛矯正・パーマのヘアダメージは?
一度に与えるダメージで言えば、やはりパーマ・縮毛矯正がヘアダメージが顕著に。特に、熱を用いるデジタルパーマや縮毛矯正の場合は初めての施術でもパサつきや手触りの悪さが出てくることも…
短い期間で繰り返しパーマ・縮毛矯正を行ってしまうといずれは「ハイダメージ毛」となり、パーマ・縮毛矯正はおろか日々のシャンプーやドライヤーにも影響が出てくる髪になってしまいます。
ダメージを軽減するためにも、下記のことを意識してみて♡
- ヘアスタイルが崩れやすい梅雨時期や夏場のみパーマをかける
- 癖の強い・気になる部分だけ縮毛矯正をかける
ご自身の髪の状態とライフスタイルを考慮して施術してもらうとヘアダメージに考慮しつつ悩みを解決できます♡
まとめ♡
今回は、毎日のコテ・アイロンと、パーマ・縮毛矯正のヘアダメージを比較しました!
一回のダメージはパーマ・縮毛矯正の方が多いですが、コテやヘアアイロンも間違った使用方法ではそれを上回るダメージになることも…。
自分の髪の状態を考慮しつつ正しくヘアアイロンを使用することで、ヘアダメージを抑えつつ理想とするヘアスタイルになりましょう♡