静電気の原因とは?髪の毛への予防・対策方法を解説!

静電気の原因とは?髪の毛への予防・対策方法を解説!

乾燥の季節と共にやってくる、静電気。
着替えるだけでも、ドアノブにさわるだけでも、手元や顔周りでパチパチ…。いつの間にか、髪まで静電気を帯びて アホ毛がフワフワ…顔周りの毛がまとわりつく…。

そんな冬場の静電気に悩まされている方必見!静電気が発生する原因と一緒に、今日から出来る髪の毛の静電気への予防方法・対策方法をご紹介します。

そもそも静電気が起こる仕組みは?

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人も含めあらゆるものは全て、プラスとマイナスの2種類の電気を持ち合わせています。通常はプラスの電気もマイナスの電気も同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っています。

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しかし、性質が異なるものどうしが触れると そのバランスをあっさりと崩れてしまいます。
この「プラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れた状態」が「静電気」と呼ばれています。

■プラスの電気を帯びやすいもの

  • 髪の毛
  • ナイロン
  • ウール、毛皮

■マイナスの電気を帯びやすいもの

  • ポリ塩化ビニル
  • ポリエチレン
  • ポリエステル

静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、異なる性質のものに触れたり近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が「放電」されます。

これにより、パチッと指先に痛みを感じたり髪の毛が顔にまとわりついたりします。

静電気は人ばかりか、電化製品にも影響を与えます。パソコンのデータが飛んだり、デジカメやビデオカメラが作動しなかったりと電子基板を用いる機器の場合、静電気による故障もしばしば。
クレイツのヘアアイロンやドライヤーにも、内部に電子基板を内蔵している製品が多いため工場での生産時やアフターサービスの際は、静電気除去を徹底しています。

静電気の原因①水分・保湿不足による乾燥

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静電気が起きやすい環境として、「湿度が40%未満」が目安と言われています。

夏場に静電気を感じたことがほとんど無いのは、湿度の高さに加え暑さにより身体が汗をかいているため、自然と静電気を帯びにくい環境になっているから。

しかし、湿度も気温も低くなってくると汗をかくことも少なくなり、屋内でも暖房などによりどんどん乾燥していくばかり。冬場に静電気の影響を受けやすいのは当然とも言えます。

静電気の原因②服の組み合わせ・ブラッシングによる摩擦

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寒くなってくると、ニットなどのほっこりとした素材の服で過ごす方がほとんど。しかし、着替えの時にパチパチと静電気が発生していませんか?

こういった静電気は、洋服どうしの組み合わせが原因で起こっています。

シワになりにくいポリエステル素材の服にウールのニットやナイロン製のタイツなど合わせると、高確率でパチッと静電気が発生してしまいます。これは、ポリエステル素材がマイナスの電気を帯びやすいのに対しウールやナイロンがプラスの電気を帯びやすいためです。

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また、日常的なブラッシングにも注意が必要です。

髪の表面は「MEA(18-MEA/メチルエイコサン酸)」と呼ばれる天然の油分のようなもので覆われており、これにより手触りの良さを出したり髪の毛どうしのもつれを防いでくれています。

そのため、ブラッシングを頻繁に行ってしまうとこの天然の油分が摩擦により取れてしまうことも。

静電気予防方法・対策方法は?

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寒くなると毎年、髪の静電気に悩まされる…そんな方へぜひお試し頂きたい髪の静電気予防・対策をご紹介!

【髪の静電気予防・対策方法①】お部屋も身体も湿度を保つ

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冬場は湿度も低く、暖房によりどうしても乾燥しがち。乾燥してしまうと身体も髪も静電気を帯びやすくなります。
お肌の保湿はもちろん、部屋に加湿器を置いて部屋や身のまわりの湿度を保つことで、静電気防止にも繋がります。

【髪の静電気予防・対策方法②】髪もしっかり保湿する

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髪の乾燥は、静電気の影響が出るほかパサつきや毛先のもつれなどのヘアダメージにも繋がります。お肌の保湿と同じくらい、髪の保湿もしっかり行いましょう。

特に寝起きの髪は、部屋の乾燥に加え枕や寝具との摩擦により乾燥が目立ちます。そんなパサパサな寝起き髪のまま、アイロンやコテを使ってしまうとより髪が乾いてしまい、ヘアダメージを受けるどころかキープ力もない仕上がりに…。

スタイリングの際は髪の水分蒸散を抑えるような髪にやさしいヘアアイロンを使用するのもおすすめ!

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【髪の静電気予防・対策方法③】一度濡らしてからドライヤーで乾かす

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特に乾燥する季節の朝は、水やウォータータイプのスタイリング剤などで一度髪を濡らした後、ドライヤーで乾かしましょう。そうすることで、髪内部の水分を適切な量に戻すことが出来ます。静電気を防ぎつつ、アイロン・コテでのヘアスタイルもしっかり保持することが叶います♡

外出の前は、ヘアオイルなどで屋外の乾燥対策もお忘れなく。

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【髪の静電気予防・対策方法④】ヘアブラシを見直す

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傷みが目立つ髪の場合は、冬場 ブラッシングするだけでもパチパチと静電気が起きてしまうことも。

そんな時はヘアケアできるヘアブラシを使用するのもおすすめです。
中でも、オイル配合のブラシは静電気を予防しながらツヤ感も手に入れることが叶います。

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まとめ

髪の静電気への対策は、いかがでしたか?

  1. お部屋も身体も湿度を保つ
  2. 髪もしっかり保湿する
  3. 濡らしてからドライヤーで乾かす
  4. ヘアブラシを見直す

その他にもこまめにハンドクリームで手指を保湿したり、洗濯の際に柔軟剤を使用するだけでも静電気予防に効果があります。
静電気を気にすること無くお気に入りのヘアスタイルで過ごせるよう、こちらの記事が参考になれば幸いです♡

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