縮毛矯正後にヘアアイロン・コテを使っても良い?ヘアカラーやパーマはNG?

縮毛矯正後にヘアアイロン・コテを使っても良い?ヘアカラーやパーマはNG?

縮毛矯正をかけて手に入れた、理想のさらさらヘア!そんなさらつやヘアには満足だけど、コテ(カールアイロン)での巻き髪やアイロン(ストレートアイロン)での波巻きも楽しみたい!縮毛矯正後のヘアカラーや、パーマはしばらくやっちゃダメ?

そんなご要望やお悩みをお持ちの方のために、今回は縮毛矯正をかけた髪の扱い方について徹底解説!
縮毛矯正後の髪へのダメージも考慮した、ヘアアイロン・コテの選び方も一緒にご紹介します♡

【基礎知識】縮毛矯正の仕組み

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縮毛矯正の仕組みと流れ

髪の毛は8割以上がタンパク質で出来ており、タンパク質達は髪内部でハシゴの様に結びつくことで髪のしなやかさやコシを生み出しています。
縮毛矯正は、この「髪内部のタンパク質達の結びつき」を、専用の薬剤で切り、やわらかくなった髪をまっすぐにさせた状態で再度結びつかせることで、髪のクセを矯正します。

髪をまっすぐにする為に、アイロン(ストレートアイロン) を用いてしっかりと髪に熱を与えつつクセ伸ばす作業が必要となります。

縮毛矯正をした髪にアイロンやコテを使っても良いの?

■アイロン(ストレートアイロン)での髪の伸ばし
伸びてきてクセが出始めた部分などにアイロンをかける場合は、大きなダメージを与えることは考えにくいですが…
縮毛矯正がかかっている部分に毎日アイロンを使用すると切れ毛やパサつきなどの深刻なダメージに繋がりかねません!

寝癖などの一時的なクセ直す場合はヘアアイロンは控え、水で寝癖部分を濡らしてからドライヤーでクセを直した方が、髪への負担は軽減されます。

■コテ(カールアイロン)での巻き髪・アイロン(ストレートアイロン)での波巻き

髪の内部から変えてしまう縮毛矯正は、かける事によってコテ・アイロンによるカールやウェーブの持ちが悪くなることがあります。
「クセを抑えて、巻き髪も楽しみたい」といった場合は、髪全体に縮毛矯正をかけるのではなくクセが出やすい根元から中間部分にかけてのみ縮毛矯正をかけるなど、ライフスタイルに合わせて施術して貰いましょう!

縮毛矯正した髪に最適なアイロン・コテ

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■縮毛矯正した髪に最適なストレートアイロン
縮毛矯正をかけた髪の場合は、矯正力の強いアイロンではなく「セラミック系加工のアイロン」がおすすめ。
少しでも摩擦を減らしつつ髪をなめらかに仕上げ、ヘアダメージを軽減する効果があるアイロンが最適です。

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■縮毛矯正した髪に最適なコテ(カールアイロン)

巻き髪が取れやすいのは、縮毛矯正をかけた髪の宿命…
そんな時はパイプ部分に「ラバー加工」が施してあるコテを使用することで、しっかりと髪の毛をキャッチし短時間で髪にクセ付けをすることが出来ます♡

縮毛矯正は、美容室の数あるヘアメニューの中でも1・2を争うほど 髪にダメージを与えるメニューです。
使用する薬剤が強いのはもちろんのこと、アイロンを使用した熱処理も加わってくる為、ヘアカラーやパーマに比べ髪の傷みが目立ちやすいことがほとんどです。

ご自宅でアイロンやコテを使用する際も ヘアダメージを考慮したスタイリングを意識することが大切です。

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縮毛矯正とヘアカラー

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「せっかく憧れのさらツヤストレートになったんだから、髪色も変えたい!」

ちょっと待って!縮毛矯正とカラーを同じ髪に施すには、次の3点を注意する必要があります。

①ダメージが目立つ髪に

縮毛矯正は美容室のメニューの中でも 極めて髪に負担をかけてしまうメニューです。
縮毛矯正のみ・ヘアカラーのみではそこまでダメージが気にならなくても、一緒に施術することで髪の傷みが目立ってしまう可能性があります。

②暗めのカラーがおすすめ

地毛よりかなり明るめのヘアカラーや前処理としてブリーチが必要なヘアカラーだと、仕上がりがバサバサ、最悪の場合毛先がチリチリになってしまう事も。
担当の美容師さんとしっかり相談した上で、カラーの色味を決めて下さいね。

③同じ日に施術するのはNG

縮毛矯正でもヘアカラーでも、施術した日からしばらくの間髪の毛・頭皮はとってもデリケートな状態になります。
そんな不安定な状態で、続けて縮毛矯正・ヘアカラーを行うのは髪も頭皮もいじめるだけ。縮毛矯正とカラーのインターバルは、最低でも2週間は空ける様にしましょう。

また、せっかくのヘアカラーを色落ちさせないためにも順番は【縮毛矯正→カラー】がベスト◎

縮毛矯正後にパーマをかけてもOK?

「縮毛矯正を この前かけたばかりだけど、気分を変えてパーマもかけたい!」
様々な髪型を楽しみたい方、多くいらっしゃるかと思いますが縮毛矯正を行った髪へのパーマは、ヘアカラー以上に注意すべきポイントが3点あります。

①デジタルパーマにする

縮毛矯正は、強い薬剤の使用に加え アイロンでの熱処理がポイントとなるメニューです。
そのため、パーマでカールやウェーブを出す為には同じく熱処理を行う「デジタルパーマ(デジパ)」でないと、パーマがかからない事があります。

②パーマの施術がNGな場合も

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個人差がありますが、髪の毛は1ヶ月で1cmほど伸びます。20cm以上のロングヘアの場合、毛先の方は4年も5年も前に生えた髪ということ。

そのため、定期的かつ全体的に縮毛矯正をかけている髪は、毛先のダメージが著しくデジタルパーマによるヘアダメージに耐えきれないことも…。
美容師さんの診断にもよりますが、ハイリスクな施術になるためパーマ自体をお断りされることも少なくありません。

③部分的な縮毛矯正がおすすめ

気分によって髪型を変えて楽しみたい方は、髪の根元など気になる部分だけに縮毛矯正をかけて貰うのも◎
縮毛矯正によるダメージも最小限に抑えられるほか、毛先はデジタルパーマで遊ばせたりコテでの巻き髪を楽しんだりと、ヘアスタイルのバリエーションも広がります♡

まとめ♡

クセ毛の悩みからも解放され、湿気や汗にも強い髪へ変える事が出来る、魅力的な縮毛矯正。
髪のダメージと上手に付き合っていくことで、アイロンやコテの使用のほか、カラーやパーマの施術も可能となります。
しっかりと担当の美容師さんと話し合った上で、ご自身のライフスタイルに適した縮毛矯正の施術を行って貰って下さいね♡

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